
古きを温(たず)ねて新しきを知る

古き(故)を温(たず)ねて新しきを知る。
「温故知新/おんこちしん」
温故…過去の事柄や知識を学ぶまたは見直す
知新…新しいものを知ること、新しい考えや知識を得ること。
すなわち
「古いものや経験を生かし、取り入れながら、新しいものを生み出す」
1960年後期からファッションで不可欠な王道アウターとなった「モッズコート」。
今回は過去のディティールはそのままに現代版にアップデート、そして当店が得意としている「アート」を取り入れた唯一無二のモッズコートをご紹介していきます♪


モッズコートの起源と特徴
モッズコートの正式名称は「PARKA SHELL M-1951」略して「M-51」と呼ばれています。※後期のモデルはM-65
1951年にアメリカ軍で採用されたこのコートは、極寒地での防寒を目的とした野戦用パーカとして使用されていました。**フィールドジャケットの上に着用する設計**のため、着丈や身幅が広めにデザインされています。
また、裾が燕尾状に分かれた特徴的なシルエットと、ドローコードで裾を絞れる仕様から、「フィッシュテールパーカ」という別名でも親しまれています。

スーツ発祥の地「ロンドン」から大流行
モッズコートの起源は1960年代、イギリス・ロンドンの若者たちがスーツとともにミリタリーアウターを取り入れたスタイルから始まりました。
当時の流行であった*「モッズカルチャー」*では、仕立ての良いスーツにウイングチップやドレスシューズを合わせる装いが主流でしたがスーツを汚さないために、米軍払い下げのミリタリーアウターを羽織るようになったのが、このスタイルの原点とされています。
「PARKA SHELL M-1951」のディテールは忠実に再現され、上質な「綿/コットン」を採用。


アメリカ軍で採用されたモッズコートは本来**フィールドジャケットの上に着用する設計**のため、着丈や身幅が広めにデザインされていたことからかなり大きいサイズになります。ミリタリーはいわば「戦闘服」武骨さが全面にでるのは当然。そしてサイズ感がアメリカ人ように作成されているためサイズを下げて購入したとしても野暮ったさが出てしまう恐れも……
こちらの作品はモッズコートの特性をいかしながら、ややタイト目に仕上げスマートに大人っぽく着用できるように現代版にアップデートされています。


イギリス・ロンドンの若者たちがスーツとともにミリタリーアウターを取り入れたスタイルから始まった「モッズファッション」
当時のようにそのまんま「スーツを取り入れて着用」するのではなく
スーツの要素を取り入れてることで過去のトレンドを今風にコーディネートができます♪

いかがでしたでしょうか?
過去の名作からディテール、過去のトレンドを取り入れ現代版にアップデートする。
まさに
「古いものや経験を生かし、取り入れながら、新しいものを生み出す」
温故知新
ぜひこの冬から春にかけてこちらのモッズコートを取り入れてみませんか?
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