
スカジャンの起源


ファッションシーンに於いても広く注目を浴びている「スカジャン」の起源は意外と古く、その起源は第2次世界大戦直後の1940年代後半まで遡ることになります。

スカジャンは当初「スーベニアジャケット」「スーベニールジャケット」と呼ばれ、その名の通り横須賀をはじめとする戦後米軍が駐留した街にて「お土産物=スーベニール」として売られていました。
ベースとなる形はアメリカ人に親しみやすいスタジアムジャケット=スタジャンを模して、彼らの好む「鷲」「虎」「龍」等の和柄刺繍を施す。

時代は変わり1970年代に入ると「スーベニアジャケット」は日本の若者たちに注目を浴び始め、また映画やドラマなどでも人気の俳優たちが「スーベニアジャケット」を着こなし、スクリーンの中に登場するようになりました。その頃から「スーベニアジャケット」は横須賀で手に入るモノという認識から、日本の若者たちに「横須賀で売ってるジャンパー」=「スカジャン」という愛称で親しまれるようになりました。
本ブログで紹介するアイテムは
当時のスカジャンを忠実に再現されながら現代版にアップデートされた
アートなスカジャンのご案内。

現代作家が手がけるアートなブランド「maxsix/マックスシックス」
デザイナーMIKIO氏が書き下ろした
「マリリンモンロー」の肖像画を、大胆にも刺繍。
とても軽く柔らかなパラシュート素材のスカジャンです。リバーシブル仕様で2つの表情を楽しめます。

刺繍はプリントなどに比べて立体感がある分、製造に手間がかかるため、完成品は高価になる。さらにこちらの作品は一般的な刺繍と比べ針数も多く、高級感あるデザインになっています。


背中にはDripしたアートなSmiley Faceが豪華に刺繍。

リバーシブル仕様になっていて、裏面は無地タイプです。
独特な艶があり高級感ある雰囲気に仕上がっています。
またその日の気分で着用できるのは嬉しいポイント。
いかがでしたでしょうか?
横須賀ジャケット=スカジャン
米軍のお土産用としてスタジャンの形に日本らしい和柄の刺繍を施した事がどうやらスカジャンの起源のようです。
本ブログでご紹介したスカジャンは
当時のスカジャンを忠実に再現され、昔ながらの和柄ではないアートピースなスカジャンへとアップデートされた作品。
さらに流行の源泉パリコレでは「ART INCLUSION」 アートが
注目トレンドに浮上している。
キャンバスから絵画をそのまま服に落とし込んだようなアーティスティックな色柄がランウェイを彩った今季のパリコレ。
パリコレブランドがこぞってコレクションで発表している事をふまえると「アートな衣類」が流行ると言っても過言ではありません。
今季是非チャレンジしてみてください♪